こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
- 本を読む心構え 4選
- 記憶に残る本の選び方 4選
- 記憶に残る本の読み方 10選
- オススメの読書アプリ 3選
「読んだ本を積み上げた高さから、世界を見ることができる」
本は先人の血が染まるような経験、知識、努力をわずか1,500円で購入できる最高の自己投資の一つです。
しかしその内容を自分の人生に活かせているか、どうかは全く別の話ですよね。
今回の記事では週1冊本を読む私から『記憶に残る読書法』を解説します。
記事を読み終われば『正しい読書法が身につき、読書の効果がアップする』はずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
本を読む心構え 4選
まずは「本を読む心構え」を紹介します。
- 本の重要な部分は、全体の5% 程度
- 本の内容を忘れるのは当たり前
- 行動を起こすことが大切
- 読書は楽しむもの
心構え①:本の重要な部分は、全体の5%程度
1冊の本のうち重要な部分は全体の5%程度と言われています。
つまり極端な言い方をすると残り95%はたいして重要でもない話なんです。
皆さんは「著者の主張を100%理解しなければいけない」と思われているかもしれませんが、そんなことはありません。
重要な5%の部分から自分が取り入れておきたいところだけ本から盗み取ればいいのです。
心構え②:本の内容を忘れるのは当たり前
心理学者ヘルマン・エビングハウスによって導かれた「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか。
・20分後→42%忘れる
・1時間後→56%忘れる
・1日後→74%忘れる
・1週間後→77%忘れる
・1ヶ月後→79%忘れる
読書したところで次の日には、70%以上のことを忘れてしまうのです。
忘れることは当たり前なんです。
心構え③:行動を起こすことが大切
読書において知識、経験を学ぶことは大切です。
しかしそれ以上に大切なことは、その学んだ知識をどう自分の人生に生かすかです。
例えば著者の主張が「朝一番に〇〇する!と決めることが大切」であった場合、それを知識として頭の中にしまっておくのは勿体ないですよね。
次の日から「明日朝起きたら、○○するぞ」と具体的に行動にうつしていくんです。
行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人生が変わる。
「一冊の本を読んだら少なくとも行動を1つ変える。」
こう意識しておくといいですよ。
心構え④:読書は楽しむもの
読書は何も学ぶだけのものではありませんよ。
活字を読むことは、「マインドフルネス」な状態になり、心が落ち着くことが科学的にも証明されています。
マインドフルネス:『今、この瞬間』を大切にする生き方のこと。(引用元:Wikipedia)
また新たな価値観に触れ、気分が高揚することもありますよね。
そういった感情の起伏を楽しむのも読書の醍醐味です。
記憶に残る本の選び方 4選
ここからは記憶に残る「本の選び方」を解説します。
- 読みたい本を選ぶ
- 自分のレベルにあった本を選ぶ
- 本屋で選ぶ
- 目的を決める
選び方①:読みたい本を選ぶ
読みたい本を選びましょう。
なぜなら本は「悩みを解決するために読むモノ」であり、自発的に読むからこそ内容が定着されやすくなるからです。
お金の知識をつけたい人であれば、お金の知識が身に付く本を読むべきでしょうし、料理の知識を身に付けたい人であれば、料理の知識が身に付く本を読むべきです。
これは読書に対する目的を明確にすることにもつながり、記憶に残りやすい読書につながるのです。
選び方②:自分のレベルにあった本を選ぶ
自分のレベルにあった本を選びましょう。
というのも「知識」というのは、木が根を張り、枝を伸ばし、葉が生えるように広がっていくものだからです。
つまりベースとなる知識がなければ、レベルの高い知識は自分のモノにならないのです。
「中田敦彦のYouTube大学」で有名なオリエンタルラジオのあっちゃんは、よく漫画の本を読むといいます。
その方がビジュアルもあり、想像しやすく、知識が定着しやすいということなんです。
選び方③:本屋で選ぶ
本は本屋で選びましょう。
今ではkindleなど電子書籍を購入する方が増えていますが、本屋で実際に手にとってみることをおすすめします。
なぜならあらかじめ本にどのような内容が書かれているのか把握し、予測することが記憶に残る読書につながるからです。
あらかじめ本の内容を把握しておくことで、実際に本を読んだ際に「あれ思った内容と違うぞ!」、「予測した通りの内容だ!」という感情の起伏が生まれ、記憶に残りやすい読書に繋げることができるんです。
選び方④:目的を決める
本を読む目的を決めましょう。
なぜなら人間の脳には、意味のある情報しか残らないからです。
例えば私の場合は、「読書ノート」にこの本を読むことで「どんな自分になれるか」、「どんなことを知りたのいか」を書き込んでいます。
そして本を手にとっては、「読書ノート」を見返し、本来の目的を見失わずに本を読みきることができています。
あらかじめ本を読む目的を明確にしておくことで、本を読みながら「あ、答え発見!!」といった風に宝探しをするように読書を楽しむことができるんです。
この宝探しのように読書を楽しむ、感情の起伏が記憶に残る読書に繋がるんです。
記憶に残る本の読み方 10選
ここからは記憶に残る「本の読み方」を解説します。
- 読書ノートを作る
- 視覚的に想像する
- 要約する
- 単語の意味を把握する
- 疑問に対しての回答を文章で作る
- 誰かに教えるつもりで読む
- 内容を思い出す
- こまめに休憩をとる
- 歩きながら本を読む
- 必ず一つ行動を起こす
読み方①:読書ノートを作る
読書ノートを作りましょう。
なぜなら読書ノートが本の内容と自分の記憶を結びつける最強のバイブルになるからです。
私の読書ノート
読み方②:視覚的に想像する
視覚的に想像しましょう。
小説であれば、内容を思い出せるのに実用書になると内容が思い出せないことがありますよね。
これはビジュアライジング(ビジュアル化)が足りていない可能性があります。
ビジュアライジングをすることで本の内容を文字としてではなく、絵として認知することができ、記憶に定着しやすくなるんです。
実用書で学び取った内容は、図にしてみる、表にしてみる、絵にしてみるなど、視覚的に訴えかけることで記憶に残りやすくなりますよ。
私の読書ノート
読み方③:要約する
本の内容を要約しましょう。
要約することで本の内容が頭の中で整理され、記憶に残りやすくなることがわかっています。
冒頭でもお伝えしましたが95%は無駄で溢れているのが本です。
と著者の言いたいことをまとめてあげましょう。
要約のポイントは、下記の通りです。
・「自分の言葉」で「感情」を入れる
・自分の感情が動くたびにノートに書き記す
「自分の言葉」で「感情」を入れましょう。
なぜなら自分の感情と本の内容を結びつけることができるからです。
皆さんも本を読み終わった後、なんとなく「面白かった」という感情だけが残ることがありますよね。
これは、「面白かった」という感情が本の内容に結びついていないからなんです。
ポイントは感情が動く度にペンを取ることです。
冒頭でもお伝えしましたが、人間は忘れる生き物です。
すぐに自分の感情の動きがあった内容を忘れてしまうんですよね。
ですから、「え、まじか!?」と感情を揺さぶられた瞬間に要約に取り掛かるようにしましょう。
読み方④:単語の意味を理解する
単語の意味を把握するようにしましょう。
特に実用書など難しい本を読んでいる時は、自分の知らない単語が出てきますよね。
そんな時はGoogle等の検索エンジンを使用し、意味を調べる癖をつけておきましょう。
単語の意味を把握しておくだけで、本の内容に対する理解度が大きく上昇します。
kindleなどの読書アプリであれば、単語を選択し、長押しすれば意味が出てきますよ。
読み方⑤:目的の回答を文章で作る
本を読む目的の回答を文章で作りましょう。
前章「記憶に残る本の選び方」では、本を読む「目的」を明確にする重要性をお伝えしました。
読書ノートには、その本を読む目的を記載しておき、本を読みながらその答えを記入するようにしておきましょう。
例えば、「お金の知識を身に着ける」といった目的があった場合、その横には「お金まつわる5つの力。貯める力、稼ぐ力、増やす力、守る力、つかう力・・・」といった具合に答えを書き連ねていくのです。
こうすることで、読書で自分の目的が達成されたことがわかり、読書に対する満足感を得ることができますし、記憶に残りやすくなるんです。
読み方⑥:誰かに教えるつもりで読む
誰かに教えるつもりで本を読みましょう。
誰かに教えるつもりで読むだけで、本の内容が記憶に残りやすくなります。
本を読みながら
といった具合に想像しながら読むんです。
これは人に教えるつもりになることで、「これはどういう意味だろう?」と内容を深掘りすることが要因です。
読み方⑦:内容を思い出す
本の内容を思い出しましょう。
人間は内容を覚えようとしている時ではなく、思い出そうとしている時に記憶に残る生き物です。
本を読み終わって「あれ、なんだっけ?」と必死に思い出そうとしてください。
5分程粘って思い出せなかった場合、読書ノートに戻り、内容を確認してみてください。
この思い出そうとする鍛錬が本の内容を記憶に結びつけてくれるんです。
読み方⑧:こまめに休憩を取る
こまめに休憩を取るようにしましょう。
読書中に休憩を取ることで記憶が残りやすくなることがわかっています。
ここでのポイントは本気で休憩することです。
頭の中を空っぽにし、5分間以上時を過ごしてください。
驚くことに本気で休憩を取るだけで本の内容が記憶に定着しやすくなるんです。
読み方⑨:歩きながら本を読む
歩きながら本を読むようにしましょう。
科学的に運動をしながら勉強をすることが最も効率がいいことがわかっています。
まずは立ちながら学習することをおすすめします。
実際にGoogleではスタンディングデスクが導入され、業務効率が改善されたことが研究結果として発表されているんです。
読み方⑩:必ず一つ行動を起こす
読書後は必ず一つ行動を起こしましょう。
読書で学んだ知識を頭の中に入れておくだけでは、勿体ないです。
せっかく学んだ知識は行動に移しましょう。
そうすることで、読書の内容が記憶に残らなかったなんて悩みは吹き飛んでしまいますよ。
おすすめの読書アプリ 4選
最後に私が愛用している読書アプリを紹介しておきます。
私が利用しているのは、下記3つのアプリです。
私が電子書籍を愛用する理由は下記記事をどうぞ。
>>ミニマリストが電子書籍を愛用する理由【紙の本は100冊手放しました】
電子書籍①:楽天kobo
楽天で買い物される方は、楽天ポイントのたまる「楽天kobo」がオススメです。
また楽天koboで電子書籍を購入すると、楽天市場でのポイント還元率が0.5%アップしますよ。
詳しくは下記記事を読んでみてください。
>>【楽天SPU×攻略】楽天経済圏で生活してポイント還元率を最大化する方法
電子書籍②:kindle
kindleという電子書籍アプリを使用しているのですが、非常にオススメです。
なぜならkindleの本は、紙の本よリも10%程度安く設定されているからです。
まだ登録していない人は、30日間読み放題のプランがあるのでサクッと登録しておきましょう。
オーディオブック③:audible
audibleは耳で聞くオーディオブックです。
audibleの場合、月額1,500円で好きな本を一冊読むことができますし、単品で購入する場合も定価から30%offで本を購入できるので経済的にもお得なんですよね。
こちらも30日間は無料ですのでサクッと登録しておきましょう。
オーディオブック④:audiobook
audiobookは耳で聞くオーディオブックです。
audiobookの場合、月額750円聴き放題のプランがあります。
『通勤時間が長い人』におすすめのサービスです。
こちらも30日間は無料ですのでサクッと登録しておきましょう。
まとめ
最後まで読み進めていただきありがとうございます。
今回は本「【科学的根拠有】本が頭に入らない?記憶に残る読書法を紹介します。」こういったテーマでお話しさせていただきました。
今回の内容を参考に読書が少しでも皆さんの人生を変える源泉になれば幸いです。
ただし、本は楽しむためのモノであることも忘れないでくださいね。
それでは