こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ファスティングとは
- ファスティングの基礎知識
- ファスティングのメリット
- ファスティングのデメリット
- ファスティングのやり方
- ファスティングの注意点
『断食で治らない病気は医者も治せない』
なぜなら現代人の体の不調は、体内の毒素が原因であり、医者では体内の毒素を取り除くことができないからです。
私は生まれつきのアトピー持ちで、20年間肌荒れに悩まされてきましたが、断食(ファスティング)を実施し、アトピーを改善しました。
今回の記事では定期的に断食を実践している私から『断食のメリット・デメリットとやり方』を紹介します。
記事を読み終われば『自分が断食を生活に取り入れるべきか、どうか』明確になります。
ぜひ最後まで読んでみてください。
▼関連動画①
▼関連動画②
ファスティングとは
ファスティングとは『断食』のことです。
断食とは飲食行為を断つことで、健康、美容に効果があると言われています。
特に医療先進国ドイツでは『断食で治らない病気は医者でも治せない』、フランスでは『断食とはメスを使わない手術である』といわれており、断食は世界的にも高い評価を得ています。
現在体の不調に悩まれている方は、断食に挑戦することで、これまで悩んできた症状を改善できる可能性がありますよ。
ファステイングの基礎知識
ここからはファスティングの基礎知識をご紹介します。
- 人間の体は毒素まみれ
- 消化酵素と代謝酵素
メカニズム①:人間の体は毒素まみれ
人間の体は毒素まみれです。
現代社会で生活していると無意識のうちに体内に『毒素』を取り入れることになりますよね。
特に「食品添加物」、「トランス脂肪酸」、「重金属」、「石油(樹脂)」を摂取することにより、ガンの罹患率が上昇することは、世界保健機関WHOも警鐘を鳴らしています。
体内に入ってしまった食品添加物や重金属の一部は時を経ていくうちに体外へと排出されますが、一部は体内に残り、体の不調を招いてしまうんです。
メカニズム②:消化酵素と代謝酵素
人間の体には「消化酵素」、「代謝酵素」といった作用があります。
酵素 | 意味 |
消化酵素 | 食べ物を消化して、栄養分を体内に吸収するための酵素 |
代謝酵素 | 吸収した栄養分が効果的に働くために必要な酵素 |
はてな
酵素とは・・・体内で起こる様々な化学反応を引き起こすための触媒になるたんぱく質のこと。摂取した食べ物を消化、吸収、代謝したり、体内で起こるほとんどの化学反応には、酵素が必要不可欠。(出典:健康長寿ネット)
これらの酵素はバランスをとりながら作用しており、例えば断食を実施した際には体が代謝酵素だけにエネルギーを使えるようになります。
そして代謝酵素の働きが活発になることで、体はモノを排出することに集中でき、普段体外に排出できない毒素も排出できるんです。
この毒素を排出する作用により、私たちの健康に対する悩みが解決されることがわかっているんです。
ファスティングのメリット
ここからはファスティングのメリットを見ていきましょう。
- ダイエットに効果がある
- アレルギーに効果がある
- 若返り効果がある
- 健康になる
メリット①:ダイエットに効果がある
ファスティングのメリットはダイエット効果があることです。
私の場合5日間のファスティングで、3kg程度体重が落ちました。
私は普段から1日1食の生活をしているので、1日3食食べている人は私以上に、体重減少の効果があるはずです。
メリット②:アレルギーに効果がある
ファスティングのメリットはアレルギーに効果があることです。
アトピー、喘息等のアレルギーは、体内の毒素が原因だと言われています。
つまりアトピーの場合、体内の毒素を排出しようとして肌荒れが起こっているということです。
ファスティングで、この毒素を体外に排出することでき、アレルギー反応を改善できるんです。
メリット③:若返り効果がある
ファスティングのメリットは若返り効果があることです。
モノを体内に取り入れないことで、サーチュイン遺伝子と呼ばれるホルモンが分泌されます。
これは「若返りホルモン」と呼ばれ、若返り効果があると言われています。
私も実際にファスティングを行い、肌が綺麗になるなど、若返りを実感しました。
メリット④:健康になる
ファスティングのメリットは健康になることです。
なぜなら定期的にファスティングを実施することで寿命が1.7倍になると言われているからです。
定期的なファスティングで体外に毒素を排出することは、体の不調が改善し、寿命が長くなることにつながるんです。
ファスティングのデメリット
ここからはファスティングのデメリットを解説します。
- 食欲に打ち勝たなければいけない
- 好転反応に耐えなければいけない
- 人付き合いを断たなければいけない
デメリット①:食欲に打ち勝たなければいけない
ファスティングのデメリットは、食欲に打ち勝たなければいけないことです。
ファスティング期間中は、ファスティング専用のドリンクを摂取するので、空腹感はほぼありません。
しかし食欲はあります。
項目 | 内容 |
食欲 | モノを食べたいという欲求のこと。ラーメンを食べたい。焼肉を食べたいという願望のこと。 |
空腹 | お腹が鳴り、体が食を求めている状況のこと。 |
私なりに説明してみましたが、伝わったでしょうか。
実際に断食してみると、違いがわかると思います。
デメリット②:好転反応に耐えなければいけない
ファスティングのデメリットは「好転反応に耐えなければいけない」ことです。
断食三日目あたりで好転反応が起こり、症状が悪化します。
これは代謝酵素が優位に働き、体内の毒素を排出しようとしてくれている証拠です。
症状が悪化することは辛いことですが、ここを乗り切らなければ症状は改善しません。
好転反応を覚悟してファスティングに挑んでください。
デメリット③:人付き合いを断たなければいけない
ファスティングのデメリットは「人付き合いを断たなければいけない」ことです。
ご飯を食べないわけですから、コミュニケーションは減少します。
孤独を味わうことになりますが、全ては健康のためです。
覚悟を決めましょう。
ファスティングのやり方
ここからはファスティングのやり方を解説します。
- ファスティングドリンクを購入する
- 準備食(二日間)
- 断食(五日間)
- 回復食(三日間)
- 健康な食事を継続
やり方①:ファスティングドリンクを購入する
まずは「ファスティングドリンク」を購入しましょう。
ファスティングをする際には、最低限の栄養素を補給するためにファスティングドリンクを摂取する必要があります。
このファスティングドリンクを飲むことで、空腹感もなくなりますよ。
ファスティングドリンク選びのポイントは下記の通りです。
・酵素原液100%
・食品添加物不使用
・ファスティングをサポートする成分が入っているか
私が使用しているファスティングは下記に貼り付けておきます。
ファスティングの目的はデトックスをすることです。
品質の低いファスティングドリンクを使用して、意味のない期間を過ごさないよう、ファスティングドリンク選びにはこだわりましょう。
やり方②: 準備食(二日間)
ファスティングを行う前にを二日間準備食をする必要があります。
はてな
準備食とは・・・ファスティング前に実施する健康的な食事のこと。
準備食は重要です。
なぜなら準備食で正しい食事を取らないと好転反応がきつく出てしまし、辛いファスティングになってしまうからです。
準備食で食べるべきもの
準備食では下記の食べ物を取るようにしましょう。
ま・・・豆類 納豆、豆腐
ご・・・ゴマ類、ナッツ等
わ・・・わかめなどの海藻類
や・・・野菜(季節の野菜がオススメ)
さ・・・魚(小型の魚のみ、マグロ、クジラ等は食べない)
し・・・しいたけなどのキノコ類
い・・・芋類
+玄米、味噌汁
伝統的な和食ですね。
この食事で炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル等の栄養素をバランス良く補給できます。
「まごわやさしい」で覚えておきましょう。
準備食で食べてはいけないもの
準備食で摂取してはいけないものは下記の通りです。
・アルコール
・カフェイン
・動物性タンパク質(肉、卵)
・精製食品(白砂糖、精製小麦)
・トランス脂肪酸
・人工甘味料
・食品添加物
・サプリメント
ファスティングを実施する人の中には、この準備食の段階で肌が綺麗になったり、体重が落ちたという人がいます。
準備食のポイント
準備食をする際のポイントは下記の通りです。
・よく噛んで食べる
・20時までに食事は終える
・腹八分目までにしておく
上記のポイントも普段から意識して多くといいですね。
やり方③: 断食(五日間)
準備が整ったところで「断食」にチャレンジしましょう。
断食のルールはいたってシンプルです。
項目 | 内容 |
期間 | 5日間 |
摂取していいもの | ファスティングドリンク、水 |
ファスティングドリンクの量 | 原液320ml/日 |
希釈用の水量 | 原液40mlに対してコップ1杯程度 |
ファスティングドリンクを飲む頻度 | 40ml/2h×8回 |
水の量 | 2L/日(ファスティングドリンク希釈分含む) |
上記内容を5日間継続するのみです。
私の場合はナルゲンのウォーターボトルを使用して、ファスティングドリンクを持ち運んでいました。
ナルゲンボトルは水量目盛もついているので、ファスティングドリンクを希釈する際にも便利ですよ。
やり方④:回復食(三日間)
ファスティングお疲れ様でした。
ここからはファスティング後の回復食(三日間)についてお伝えします。
回復食 | 内容 |
回復食 1日目 | スッキリ大根、梅干し |
回復食 2日目 | 味噌汁、漬物、おかゆ |
回復食 3日目 | 亜麻仁油(油解禁) |
回復食 4日目 | 肉、魚、卵解禁 |
回復食 1日目
回復食1日目はスッキリ大根、梅干し(無添加)を食べましょう。
なぜならスッキリ大根、梅干しで腸内を一掃でき、宿便(毒素)を出せるからです。
ポイント
大根の食物繊維、梅干しのクエン酸が町内を一掃してくれます。
スッキリ大根の作り方は下記の通りです。
①:大根(半分)、昆布だし(無添加)、水1.5Lを用意する
②:昆布だしを鍋で煮詰める
③:大根を一口サイズにカットする
④:大根を鍋に入れる
⑤:40分間煮詰める
これだけです。
詳しくは下の動画を参考にしてみてください。
注意ポイント
梅干しも無添加のモノを選びましょう。
「梅」、「食塩」、「しそ」この3つが記載されているものを購入しましょう。
回復食 2日目
回復食2日目は「味噌汁」、「漬物」、「おかゆ」を食べましょう。
味噌、漬物は無添加のものを選ぶようにしましょう。
回復食 3日目
回復食は3日目油が解禁されます。
しかし油であればなんでもいいというわけではありません。
良質な油オメガ3を多分に含んだ「亜麻仁油」を摂取するようにしてください。
亜麻仁油は熱に弱いので、スプーン一杯分をそのまま飲むようにしましょう。
私がファスティングの際に使用している亜麻仁油を貼り付けておきます。
回復食 4日目
回復食4日目は「肉」、「魚」、「卵」解禁です。
回復食4日目からは好きなものを食べても大丈夫です。
ただしせっかくファスティングをして綺麗になった体です。
上述した通り、「まごわやさしい」この食事を意識して行きましょう。
注意ポイント
ファスティング終了後は、代謝が活発になっているため、いきなり大量のものを食べたり、添加物を摂取したりすると、症状悪化の原因になるので気をつけましょう。
やり方⑤: 健康な食事を継続する
ファスティング終了後も健康な食事を継続しましょう。
ファスティングを終えた体内は毒素が排出され、綺麗な状態になっています。
せっかく綺麗になった体です。
準備食で摂取した「まごわやさしい」の食事を意識するようにしましょうね。
ファスティングの注意点
最後にファスティングでの注意点を紹介しておきます。
注意点①:運動は控える
ファスティング中は運動を控えましょう。
なぜならファスティング中は最低限の栄養しか摂取していないため、運動すると必要な栄養が足りなくなってしまうからです。
必要な栄養が足りなくなると体調を崩す可能性出てきますよ。
どうしても運動をしたい人は、ウォーキングなど軽い運動に留めるようにしましょう。
注意点②:早く寝る
ファスティング中は早く寝るように心がけましょう。
なぜなら夜更かししてしまうと食欲に負けてしまう可能性があるからです。
私もファスティング中は22時には就寝するようにしていました。
注意点③:回復食で爆食いしない
回復食で爆食いはしてはいけません。
ファスティング終了後の体は代謝が活発になっているため、このタイミングで爆食いをしてしまうと、症状が悪化してしまう可能性があります。
回復食では適度な量を食べるようにしましょう。
注意点④:必ずファスティングドリンクを使用する
ファスティングでは必ずファスティングドリンクを使用しましょう。
なぜならファスティングドリンクを摂取しないと必要な栄養を確保できず、体調を崩してしまう可能性があるからです。
ファスティングドリンクは高価なものが多いですが、必要な栄養素が多分に含まれています。
必ずファステイングドリンクを使用しましょう。
注意点⑤:断食は平日がオススメ
ファスティングを実施するなら平日がおすすめです。
なぜなら平日であれば、仕事、学校等で忙しいことが多く、食欲を忘れることができるからです。
私も断食を実施する際は、下記スケジュールで行なっています。
食事内容 | 日程 |
準備食(二日間) | 土日 |
断食(五日間) | 平日(月火水木金) |
回復食(四日間) | 土日月火 |
参考にしてみてください。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は『断食5日間のメリット・デメリットとやり方を解説【実体験あり】』こういったテーマでお話しさせていただきました。
ファスティングはみなさんの『健康の悩みを解決する最大の武器』になります。
ぜひ今回の内容を習得していただき、人生をより良くしていってください。
それでは
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