こんなご希望にお応えします。
本記事の内容
- 楽天銀行とは
- 楽天銀行のメリット
- 楽天銀行のデメリット
- 楽天銀行がオススメな人
- 楽天銀行の始め方
そう聞かれれば『楽天銀行』と答えます。
なぜなら楽天銀行口座の普通預金金利は、メガバンクの100倍だからです。
例えば預金口座に1,000万円がある場合、年間の利息は下記のようになります。
メガバンクの利息:100円/年間 (普通預金金利:0.001%)
楽天銀行の利息:1万円/年間 (普通預金金利:0.1%)
つまり楽天銀行を預金口座に設定しないだけで、年間9,900円の損失が発生するんです。
今回の記事では『楽天銀行のメリット・デメリットと始め方』についてお伝えします。
記事を読み終われば「自分が楽天銀行を開設するべきなのか、どうか」明確になります。
ぜひ最後まで読んでみてください。
楽天銀行とは
「楽天銀行」とは楽天銀行株式会社が運営するネット銀行です。
はてな
ネット銀行とは・・・店舗を持たずに、インターネット上で取引を行っている銀行のこと。
ネット銀行の魅力は下記の通りです。
・ネット上で振込、送金、残高確認ができる
・手数料が安い
・申込もネットで完結する
・24時間365日利用できる
ちなみに2020年12月現在、楽天銀行の口座開設数は900万口座で、ネット銀行の中でも人気の口座なんですよね。
楽天銀行のメリット
楽天銀行のメリットを紹介します。
楽天銀行のメリット
- 普通預金金利が高い
- 各種手数料が無料になる
- 楽天ポイントが貯まる
- 預金の管理はアプリで完結
- 楽天銀行デビットカードがお得
メリット①:普通預金金利が高い
楽天銀行のメリットは普通預金金利が高いことです。
楽天銀行の普通預金金利は0.1%です。
これは大手メガバンクと比較して100倍なんですよね。
ただし楽天銀行の普通預金金利を0.1%にするためには下記条件を満たさなければいけないので、注意してください。
楽天証券口座を開設する
「マネーブリッジ」を設定する
マネーブリッジとは楽天銀行口座と楽天証券口座を結びつけることです。
例えば楽天証券で投資商品を購入したい場合、マネーブリッジを設定していると楽天銀行口座の預金から投資商品を購入できるんです。
ちなみに普通預金金利を0.1%にするために、わざわざ投資商品を購入する必要はないので安心してください。
楽天銀行口座を開設する際は、楽天証券口座もあわせて開設するようにしましょう。
メリット②:各種手数料が無料になる
楽天銀行のメリットは「ATM取引手数料」、「他行振込手数料」が無料になることです。
ただし「ATM取引手数料」、「他行振込手数料」を無料にするためには、条件をクリアしなければいけないので注意してください。
これは「ハッピープログラム」と呼ばれており、ランクによって手数料無料の回数が定められているんです。
詳細は下記の通りです。
ハッピープログラムの概要
参照元:楽天銀行公式HP
「楽天銀行の残高」、「楽天証券の取引件数」によってランクが設定されています。
例えば楽天銀行に「50万円以上」の残高を預けた場合、「ATM手数料」、「他行振込手数料」が2回/月無料になるということです。
現在メガバンクを使用して各種手数料を取られている人は、今すぐ楽天銀行に乗り換えて手数料地獄から抜け出しましょう。
メリット③:楽天ポイントが貯まる
楽天銀行を使用することで楽天ポイントがたまります。
詳細は下記の通りです。
・楽天SPU
・ハッピープログラム
楽天SPU
楽天SPUとは楽天が運営するサービスを多く利用することで、楽天市場での買い物のポイント還元率がアップするシステムです。
例えば「楽天カードの引落を楽天銀行口座に設定する」だけで、楽天市場での買い物のポイント還元率が1%アップします。
楽天SPUについて詳しく知りたい方は下記記事を読んでみてください。
-
【楽天SPU×攻略】楽天経済圏で生活してポイント還元率を最大化する方法
続きを見る
ハッピープログラム
ハッピープログラムを利用することで楽天ポイントがたまります。
ハッピープログラムの詳細は下記の通りです。
参照元:楽天銀行公式HP
「楽天銀行の残高」、「楽天証券での取引回数」を増やし、ランクアップをすることでハッピープログラム対象のサービスから得られる楽天ポイントが最大3倍になります。
ハッピープログラム対象サービスは下記の通りです。
ハッピープログラム対象のサービス
参照元:楽天銀行公式HP
上記の通り楽天銀行を使用するだけで、ポイントが加算されるんですよね。
ただし「ハッピープログラム」は事前エントリーが必要です。
忘れないうちにエントリーするようにしましょう。
メリット④:預金の管理はアプリで完結
楽天銀行のメリットは預金の管理がアプリで完結することです。
楽天銀行アプリでできることは下記の通りです。
預金残高の確認
入出金明細の確認
振込・振替・送金
手数料無料回数の確認
もう銀行ATMに並ぶ必要はありませんよ。
いますぐ楽天銀行アプリをダウンロードしておきましょう。
メリット⑤:楽天銀行デビットカードがお得
楽天銀行を開設することで楽天銀行デビットカードを発行できます。
はてな
デビットカードとは・・・カードの支払いと同時に自分の銀行口座から引き落としされる仕組みのカード
デビットカードはクレジットカードとは違い、支払いと同時に登録している銀行口座から引き落としされるので、前払いが可能なんです。
もちろん預金口座内の金額でしか買い物ができないので、無理な支払いやカードローンに追われることがなくなります。
ついついお金を使いすぎてしまう人はクレジットカードからデビットカードに移行することをおすすめします。
楽天デビットカードは楽天銀行口座開設時に発行できますよ。
楽天銀行のデメリット
楽天銀行のデメリット
- ATM手数料、振込手数料は他行に劣る
- 普通預金金利はNo.1ではない
デメリット①:ATM手数料、振込手数料は他行に劣る
楽天銀行のデメリットはATM手数料、振込手数料が他のネット銀行に劣ることです。
下の表はネット銀行の中でも人気な「楽天銀行」、「住信SBIネット銀行」、「GMOあおぞらネット銀行」、「イオン銀行」の手数料について比較したものです。
楽天銀行と他行比較
楽天銀行でも「ハッピープログラム」を利用することで手数料無料の恩恵を受けることができます。
しかし「住信SBIネット銀行」、「GMOあおぞらネット銀行」の場合、無条件で「ATM手数料(入金)」は無料、「ATM手数料(出金)」は月2~15回まで無料となっており、楽天銀行よりサービスが手厚いんですよね。
とりあえず手数料を下げたいという方は「住信SBIネット銀行」、「GMOあおぞらネット銀行」のどちらかを選んでもいいかもしれませんね。
デメリット②:普通預金金利No.1ではない
ネット証券でも人気の高い「楽天銀行」、「住信SBIネット銀行」「GMOあおぞらネット銀行」、「イオン銀行」の普通預金金利を比較してみました。
楽天銀行と他行比較
銀行名 | 最大金利 | 最大金利の条件 |
楽天銀行 | 0.1% | 楽天証券口座と銀行口座を紐付ける |
GMOあおぞらネット銀行 | 0.11% | GMO証券口座と銀行口座を紐づける |
イオン銀行 | 0.1% | イオン銀行ポイント150点以上 |
住信SBIネット銀行 | 0.001% | - |
上記の通り4社のうち最も金利が高いのは「GMOあおぞらネット銀行」であることがわかります。
とりあえず普通金利を最大化したい人は「GMOあおぞらネット銀行」を選んでもいいかもしれません。
楽天銀行がオススメな人
ここからは楽天銀行開設がおすすめな人を紹介します。
- 楽天経済圏で生活する人
- ポイントを貯めたい人
楽天経済圏で生活する人
楽天経済圏で生活する人は楽天銀行を開設しておきましょう。
なぜなら楽天銀行を使うだけで楽天ポイントがザクザクたまるからです。
確かに「普通預金金利」、「各種手数料」の面で他行に劣る面もありますが、楽天銀行最大の魅力はポイントが貯まることです。
特に楽天が運営する他のサービスと合わせることで、ポイントはザクザクたまります。
楽天経済圏について詳しく知りたい方は下記記事を読んでみてください。
-
【楽天経済圏×入門】楽天経済圏のメリット・デメリットと始め方を紹介
続きを見る
ポイントを貯めたい人
ポイントを貯めることが好きな人は楽天銀行を開設しておきましょう。
楽天銀行は他のネット銀行に比べ、ポイントが格段に貯まりやすいです。
ポイント管理が面倒でなければ、楽天銀行がおすすめですよ。
楽天銀行の始め方
最後に楽天銀行の始め方を開設します。
始め方①:スタートボーナスチャンスを確認する
楽天銀行を開設する前にまずは「スタートボーナスチャンス」にエントリーしておきましょう。
スタートボーナスチャンスとは、楽天のサービスを始める前に事前エントリーしておくことで1,000ptを獲得できるサービスのことです。
例えば楽天銀行口座を開設する前に「スタートボーナスチャンス」にエントリーしておけば、楽天銀行開設後に1,000ptを獲得できるということです。※口座開設後、1ヶ月以内であれば事後エントリーでも1,000ptを獲得できます。
忘れないうちにスタートボーナスチャンスにエントリーしておきましょう。
始め方②:楽天銀行を開設する
楽天銀行口座を開設しましょう。
楽天経済圏で生活をし、効率的にポイントを稼ぎたい人は今すぐ楽天銀行口座を開設しておきましょう。
始め方③:楽天カードの引落口座を楽天銀行に設定しておく
楽天カードの引落口座を楽天銀行に設定しましょう。
楽天カードの引落口座を楽天銀行にするメリットは下記の通りです。
・楽天市場での買い物が+1倍
・楽天銀行の普通預金金利が2倍(年0.02%→年0.04%)
・引落だけで毎月最大9ポイント
楽天カードの引落口座を楽天銀行に設定する方法は下記の通りです。
- 楽天e-NAVIにログインする。
- 「お客様情報の照会・変更」をクリックする。
- 「お支払い口座の照会・変更」をクリックする。
- 口座振替を申し込む金融機関で「楽天銀行」を選択する。
- 楽天銀行にログインして自動引落設定をする。
①:楽天e-NAVIにログインする
②③:「お客様情報の照会・変更」、「お支払い口座の照会・変更」をクリックする。
④:口座振替を申し込む金融機関で「楽天銀行」を選択する
⑤:楽天銀行にログインして自動引落設定し、完了。
始め方④:楽天証券を開設する
楽天証券口座を作りましょう。
口座開設には「運転免許証」または「個人番号カード」が必要になるので、準備しておくといいですよ。
始め方⑤:マネーブリッジに申し込む
「マネーブリッジ」を設定しておきましょう。
「マネーブリッジ」とは楽天証券と楽天銀行を紐付けておくことでしたね。
マネーブリッジを設定しておくだけで楽天銀行の普通金利はメガバンクの100倍になりますよ。
始め方⑥:ハッピープログラムにエントリーする
「ハッピープログラム」にエントリーしておきましょう。
「ハッピープログラム」とは楽天銀行の残高及び、楽天証券での取引に応じて楽天銀行の特典が得れるシステムでしたね。
このシステムを最大限活用することで「ATM手数料」が7回/月無料、「振込手数料」が3回/月無料、「楽天ポイントの獲得倍率」が3倍になりますよ。
また楽天証券口座の投資信託の残高10万円ごとに楽天ポイントが4ポイント付与されます。
ハッピープログラムは必須の設定です。
始め方⑦:必要なアプリをダウンロードする
必要なアプリをダウンロードしておきましょう。
楽天銀行
楽天銀行アプリをダウンロードしておきましょう。
楽天銀行の口座管理のために必須のアプリです。
振込もATMに行くことなく利用できますよ。
楽天ポイントカード
楽天ポイントカードをダウンロードしておきましょう。
楽天ポイントの管理に必須のアプリです。
特に期間限定ポイントの管理には気をつけてくださいね。
iSPEED
「iSPEED」 をダウンロードしておきましょう。
「iSPEED」をダウンロードすることで無料で日経新聞を読むことができますし、資産運用の分析も可能です。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は『楽天銀行のメリット・デメリット【始め方も解説します】』こういったテーマでお話しさせていただきました。
今回の内容が皆さんの楽天銀行開設のきっかけとなっていれば幸いです。
それでは